#画家ポール・ゴーギャンが愛したフィジーのタベウニ島は、フレンドリーな島だった(^^)/

 フィジーは、画家のポール・ゴーギャンも愛した地。


ポール・ゴーギャン 作
「我々は何処から来たのか 我々は何者なのか 我々は何処に行くのか」


タベウニ島は、ゴーギャンのこの独特の絵のタッチの原風景があるところだったよ!

旅をしたのは2006年8月だから、いまもあの原風景のままかは分からないけれど。


宿泊したタベウニ島は、「180°0'0"Meridian」(日付変更線) が、南半球で唯一道路を横切る日付変更線があるところ。


「180°0'0"Meridian」(日付変更線) の看板


 写真は、道中「どこへ行くの?」と話しかけられ、「180°0'0"Meridian」(日付変更線)の看板を見に行くと言ったら、ついてきた島の子どもたち。ホントにタベウニの子どもたちは人懐っこいの!


看板の向こう側には「昨日と今日」が同時に存在する教会がある。

日付変更線上の教会だから、その教会で結婚式をすれば、定義上、1回で2日に渡って結婚式ができる。法律上はどうなるのか分からないけれど。

 

「180°0'0"Meridian」(旧・日付変更線) の石碑

 

宿泊先は、当時、島で唯一の3階建ての Kool's Accommodation (クールズ・アコモデーション)。

 

宿泊先 Kool's Accommodation (クールズ・アコモデーション) のキッチン

オーナーはインド人の方だったんだけど、ひとりのわたしに気遣ってくれたのか、お茶やケーキとお話でもてなしてくれて、幸せな時間だったな (^^)/


宿泊先 Kool's Accommodation (クールズ・アコモデーション) のベッド

タベウニの住民は、ほんとうにフレンドリーで、道を歩いててもすぐに話掛けてくるの。1回会ったら、つぎからは「ハイ、Kaon!」と。


1回話した同じ年の女性と翌日、道端で再会。その女性がアイスクリームを食べながら歩いて近づいて来たんだけど、「ハイ、Kaon!」と、アイスクリームをわたしに「Kaonも食べな」と差し出してくる。ぺロッと1舐めしたけどね (笑)

それぐらいフレンドリーな島だったよ。だから、ひとりになりたい人にとっては、すこし面倒な島かも?!どこへ行ってもフレンドリーな島だったから。

 

海へ行けば、3歳から6歳ぐらいの子どもたちが、裸足で元気に遊んでいる。

お金がないのか、裸足が好きなのか、痛いんじゃないかと思うゴツゴツした岩の上を飛んだり跳ねたり、砂浜をポニーに乗って乗馬を楽しんだり。

縄一本で上手に手綱を作って馬にかけ、「Kaonも乗ってみる?」と子どもたちが。初の乗馬で 怖がっているわたしを見てゲラゲラ笑う。

元気いっぱい無邪気な The ネイティブ!な自然児ばかり。

 

小さな島だけど教会が何個かあり、そのうちの1つの教会へ行ったら、マリア誕生祭のイベント中。
日本でいうとお花見みたいに、ゴザの上で数人が輪になってランチ。

おいでおいでと手招きしてくれて、食事をもてなしてくれた。タロ芋とご飯、ツナ缶をご馳走に (^^)

 

小学校に行けば、少年2人が近づいてきて、お話しながら、しばしいっしょにお散歩。

わたしが「ハイビスカス、キレイ。ハイビスカス、好きなの」と言ったら、自転車で全速力で取って来て、わたしにプレゼントをしてくれる。

 

そんなふうに、どにへ行ってもフレンドリーな出会いが多い島だったよ (^^)/ 

  

証券マンとして裕福だった生活を捨て、画家の道へ進んだポール・ゴーギャン。けれど、人々に作品を理解されず、敗北感や挫折感、無力感、いろいろな胸中で辿り着いた新天地、フィジー。

人々のやさしさや温かさは、ゴーギャンの時代と、わたしが旅をした時と、ほとんど変わっていないんだろうな。

 

あぁぁぁぁぁ、ひとり旅がしたくなってきた!

ひさびさに、海外ひとり旅をしたい (^O^)/

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