#「南極1号とはキミのこと?!」いろはdeおしゃべり
ねぇ、" 南極1号 " って、知ってる???ねぇ、知ってる?
わたしはときどき道に迷う。
でも、道に迷ったからこそ、思わぬ体験をすることがある。
この日もそう、道に迷って、、、
東京 御茶ノ水駅 神田川 聖橋付近
道に迷ったことにも気づかないまま歩いていたら、写真を撮るのにいい景色だな~という風景が。
そして、お父さんと娘さんかな、この景色を背景に写真を撮ろうとしている。
写真を撮りたくなる気持ち、分かるな、親子の夏休みのいい思い出になりそうな景色だもんね、、、
なんて思いながら、そのお父さんと娘さんをとおり越して振り返って見ると、
な、な、なんと、、、
人間の娘さんだと思っていた子が、人形だった!
それも、それも、あの " 南極1号 " だったの!
この人形の名前は、「南極1号」ではないと思うけど、ダッ〇ワイフのシリーズ。
お父さんと目が合い、しばし立ち話を。
小5の娘さんが7年前に白血病で他界して、いまはこの人形を娘さんと思い、写真を撮りながらお出かけするのが趣味になっているんだそう、、、
長い深い悲しみの中にいらしたみたいだけど、この人形を娘さんと思いながらお出かけするようになって、深い悲しみからは抜け出せたんだそう、、、
娘さんの想い出話などを聞きながら、わたしも記念に写真を撮らせていただくことに。
ちなみに、価格は70万円ぐらい。
南極1号を触らせてもらったけど、感触はシリコン、シリコンそのままの感触だったよ。
この場をお借りして、娘さんのご冥福と、お父様のご健勝をお祈り申し上げます、、、
道に迷わなかったら体験しないことってあるから、道に迷うのもたまにはいいよね!
道に迷わなかったら、70万円の南極1号を見ることも、触ることも、わたしの人生の中で体験しなかったことだと思うから。
そう、この先も、道に迷いながら生きたらいいんだ。
道に迷いながら、前に進めばいいんだ (^^)