#☆ メリクリ ☆ 日本人にとって宗教って何だろう?
きょうはクリスマスだね (^^♪
OLをしていた20代、会社のおじ様方の「今日はクリスマスだぞ、デートじゃないのか?早く帰らなくていいのか?」という気遣いの言葉に、「わたしはクリスチャンじゃないので大丈夫です」と、わたしなりのギャグで返していたのを思い出す。
でも、そのギャグは可哀そうな目で見られるだけで、まったくウケなかったけど (笑)。
クリスマスという行事は、キリスト教の行事なんだよね。
日本人は、多宗教というのか、八百万の神さまというのか、七五三・結婚式・お葬式をするのに、神さま、仏さま、さらにイエス・キリストさまと、神さま仏さまが雑居の方が多いよね。
・七五三は、神社。
・結婚式は、チャペルウエディング。
・お葬式は、仏式。
・お正月は、神社へ初詣。
・大晦日は、お寺へ除夜の鐘をつきに。
こういうパターンが一番多いんじゃないかな?!
そんなわたしも、無宗教の雑居パターン。
そして「八百万の神様」という考えが好き。山・海・川・木・岩・・・なんでも神様!
さらには、わたしの目の前の人ももちろん神様!という考えが好きなんだよね。
でも、日本人の神さま仏さまが雑居というこういう行事の仕方、外国人の方にとっては、びっくりすることらしい。
フランスのルルドーと、フィジーのタベウニ島へ行った時に、外国人の方って、宗派の違いに関して厳格なんだなと実感したんだ。
フランスのルルドーではね、ルルドーの泉へ行く電車の中で、外国人の中年女性に話しかけられたの。
「Do you go to pray, too? (あなたも祈りに行くの?)」と。
英語のレベルが片言のわたしは、「Yes,off couse. (はい、もちろん)」と答えたわよ。
だって、「いいえ、神さま仏さまの存在は信じていますが、わたしは無宗教で、ただ神社仏閣や教会を見るのが好きで・・・」云々、英語で説明できないからね (笑)。
そしたら、その女性、「×××× プロテスタント ×××× カトリック ××××」と。
表情と聞き取れた数個の単語から妄想で訳すと、「わたしはプロテスタントなんだけど、ここはカトリックだからね・・・」と、言ったんじゃないかと思う。
この会話で思ったのはね、日本でお寺にお参りに行って、「ウチは真言宗なんだけど、ここは曹洞宗だからね・・・」という会話は、まずしないのでは?!と。
このフランスのルルドーで体験した宗教を重んじている感じを、フィジーのタベウニ島でも体験したの。
タベウニ島では、小4の子どもまでもが宗派を重んじてたの!
宿泊先のオーナーの息子さんと仲良くなったから、近所の教会の日曜の行事へいっしょに行かないかと誘ったら、「行かない」と。
いっしょに行かないと言った理由は後で分かったんだけど、その一家の宗派がヒンズー教だったから。
宗派の違いを小4の子どもまでもが厳格に重んじていたの!
さらに、その子のパパさんに、日本の宗教の雑居ぶりを話したら、「Unbelievable!」、信じられない、と言われた。
この2つの出来事は、わたしに、文化や宗教の違いというのか、信仰心の強さの違いを体感し、この強い拘りで宗教戦争が起きているのかも?!と考えさせられる体験となったんだ。
体験して分かるね、違いって、、、違いって興味深い!
~ ▲ Memo ▼ ~
日本で、「ルルドーの泉」のレプリカが見られるよ。
フランスの「ルルドーの泉」は、ベルナデッタ (フランスの聖女・修道女) によって発見された。
泉の水によって不治の病が治った。
教会が公認したものだけで68例あり。
ルルドはカトリック教会の最大の巡礼地の1つとなっている。
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